大林千茱萸さんは大林宣彦監督の娘さんで、映画感想家で、そしてなんといっても会員3千人を誇るホットサンド・クラブの会長さんであり、ホットサンド・レシピ100の著者であります。
そして更に言えば、有機農業を描いた映画、 "100年ごはん"の監督さんであり、同時にすんばらしい、シェフなのですよ!!
そんな千茱萸さんが、私の為に手料理を作ってくださるって言うんだから、お邪魔しない手はありません。ま、正確に言えば、私の為ではなく、私を含めた10名のゲストの為に、腕を奮ってくださったんですけどね!
そして更に詳細を語れば、このごはん会はテレビ番組の収録であり、10名のゲストの中には、大林宣彦監督や女優の常磐貴子さんなどの大物がいらっしゃり、その番組の収録クルーの方々も入っておりますので、ここでずいぶん、「私の為」度は薄くなるわけですが、私は勝手に私の為だと思って、思いっきり楽しませていただいたんでございますからいいんです。いやー、素晴らしかった!!
お料理の写真を沢山撮ったんですが、何と言ってもテレビ番組的ご都合もあるのでしょうから、まだ掲載できるかわからず、ですので今日のところは楽しかったご報告だけ書かせていただきますけどね。
同じ料理は二度と作らねえ、と豪語する千茱萸さんの手料理はまさに一期一会のライブ感満載。そして本当に美味しいーーーーーーー!!!!!
しかも食べた後、本当に本当に、元気百倍になるのです。なんというか、エネルギーがすっと身体に通って、背筋がシャン!気力がバリ!!って感じです。
このマジックは、厳選された素晴らしい食材、ということもあるのでしょうが、食材の命への愛と敬意に満ちた、まるで祈りの様な千茱萸さんの、お料理の仕方にあるのではないかと思うのです。
本来お料理って、そういうものですよね。
命を捧げてくれた物への感謝と、その命を更に他の物の命を繋げる姿へと、愛情のこもった手の平で変容させる。
それはまるで錬金術とも言える、マジックなのです。
テーブルいっぱいに、まるで百花繚乱、という風情で広がった美しいお料理の数々は、まるでシェフによって新しい生命を得たかのように、キラキラ輝いていました。
この日の模様は近日中にテレビ放映されるということですので、是非是非、ご覧になってくださいね。番組の情報がわかり次第、こちらでもお知らせします。
そして続きはまた改めて、お料理の写真が解禁となりましたら、ここで書かせていただきます。
←美味しい物三昧だった4月のパスカルズ関西ツアーによって三倍の大きさになったと噂の私と、いつも同じ大きさの素敵な大林監督。
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